テラハラ アツロウ
Terahara Atsuro
寺原 敦朗 所属 東邦大学 医学部 医学科(大森病院) 職種 教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 全国放射線治療施設の2007年定期構造調査報告(第2報). |
掲載誌名 | 正式名:日本放射線腫瘍学会誌 略 称:日放腫会誌 ISSNコード:10409564 |
巻・号・頁 | 21(3-4),127-138頁 |
著者・共著者 | JASTROデータベース委員会, 手島昭樹, 沼崎穂高, 渋谷均, 西尾正道, 池田恢, 関口建次, 上紺屋憲彦, 小泉雅彦, 多湖正夫†, 安藤裕, 塚本信宏, 寺原敦朗†, 中村和正, 光森通英, 西村哲夫, 晴山雅人 |
発行年月 | 2009/12 |
概要 | JASTROの2007年放射線治療施設構造調査を2008年3月から2009年1月までに調査票を送付して行った。回答率は94.2%(721/765)であった。1FTE(full time equivalent)放射線治療担当医当たりが治療する年間実患者数(=患者負荷)は248.2人であった。施設層別の同様の値は≧1FTE放射線治療担当医を有するA施設層で212.9人<1FTEのB施設層で157人であった(B施設層では過大評価を避けるため、本計算ではFTE=1として算出した。その施設の年間総患数と同一)。A施設では全体の25%で、B施設の10%で300人以上(診療の質低下が懸念される改善警告値)を治療していた。1FTE放射線治療担当技師当たりの年間総患数は125.5人であった。がん診療拠点病院では、全国平均より優れた機能を装備したlinacならびにCT simulatorを使用していた。地域的に1FTE放射線治療担当医当たりの年間患者総数は130.7~391.6人まで、また1FTE放射線治療担当技師当跡りの年間患者数は87.3~258.6人までの顕著なバリエーションが観察された。1FTE放射線治療担当医が年間300人以上(改善警告値)治療する高負荷施設(A施設層)と年間新規患者数が800人以上の大規模施設(計104施設)では、linac 1台当たりの患者数が400人(改善警告値)を超過していた。 |