テラハラ アツロウ
Terahara Atsuro
寺原 敦朗 所属 東邦大学 医学部 医学科(大森病院) 職種 教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 当院における声門癌の臨床的検討. |
掲載誌名 | 正式名:頭頸部癌 ISSNコード:13495747 |
巻・号・頁 | 36(3),322-326頁 |
著者・共著者 | 宮野一樹, 安藤瑞生, 吉田昌史, 蝦原康宏, 寺原敦朗†, 朝蔭孝宏 |
発行年月 | 2010/10 |
概要 | 1998年~2004年の間に当科にて治療を施行した声門癌一次根治症例179例について検討した。当科において施行した治療法は、T1症例は放射線単独療法、T2症例は放射線単独療法或いは少量cisplatin(CDDP)併用放射線療法、T3、T4症例は喉頭全摘術であった。5年死因特異的累積生存率は95.1%、病期別では、Stage I:96.5%、Stage II:96.6%、Stage III:92.9%、Stage IV:68.6%であった。早期声門癌放射線治療群におけるT分類別局所制御率は、T1a:83.1%、T1b:60.7%、T2:62.5%であり、T2症例群の照射単独群と少量CDDP併用群においてはそれぞれ49.2%、83.6%であった。T2症例において少量CDDPの併用が、局所制御率の向上に影響すると考えられた。 |