アマノ ケンジ   Amano
  天野 賢治
   所属   東邦大学  医学部 医学科(大森病院)
   職種   胚培養士
研究期間 2008~2009
研究課題 ダウン症候群精神遅滞の発症におけるDSCAMの役割の検証
実施形態
研究委託元等の名称 日本学術振興会
研究種目名 若手研究(B)
研究機関 独立行政法人理化学研究所
科研費研究課題番号 20790758
研究者・共同研究者 天野 賢治
概要 精神遅滞様症状を示すダウン症候群モデルマウス(Ts1Cje)を用い、DSCAM遺伝子のみを3倍体から2倍体に戻したマウスを作製することにより、DSCAMの役割を検討した。その結果、Ts1Cjeマウスで見られる体重減少、Y迷路試験での空間的作動記憶の異常、脳室拡大の各パラメーターに関して、DSCAMの関与は認められなかった。このことから、Ts1Cjeマウスで見られる上記表現型は、DSCAM遺伝子単独の過剰発現により発症しているのではないと考えられる。
PermalinkURL https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-20790758/20790758seika.pdf