コサカ シホ
Kosaka Shiho
小坂 志保 所属 東邦大学 看護学部 看護学科 職種 准教授 |
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研究期間 | 2021/04/01~2025/03/31 |
研究課題 | 腎臓リハビリのコアコンピテンシーの解明と効果的実践のための教育ストラテジーの構築 |
実施形態 | |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 基盤研究(C) |
研究機関 | 東京工科大学 |
研究者・共同研究者 | 忽那 俊樹,渡部 祥輝,小坂 志保 |
概要 | 本研究では、①腎臓リハビリテーションのコア・コンピテンシーを解明、②日本全国で利用可能なオンラインを用いた持続可能な教材の作成、③理学療法士(学生、現職者)に対する教育効果の検討、といった方法を用いて、腎臓リハビリテーションの標準的で効果的な教育ストラテジーを構築することを目的としている。この目的を達成するために、順を追って検証を進めており、現在進行中である。 2021年度は、腎臓リハビリテーションのコア・コンピテンシーを解明するために、エキスパートである腎臓リハビリテーション指導士を対象として、アンケート法による全国調査を実施した。データの収集までを終了したため、今後はデータを解析し、腎臓リハビリテーションを行ううえで必須な知識・技能を厳選し、コア・コンピテンシーを明確化していく。 上記調査と並行して、腎臓リハビリテーションの教育にかかわる講演(学会、講習会)や図書の執筆を実施した。講演では、医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、臨床検査技師、栄養士、薬剤師、臨床工学技士、臨床心理士、および健康運動指導士といった腎臓リハビリテーションにかかわる医療職に対して、運動療法の各種評価法や実施方法について具体的に伝達した。図書では、上に示した多職種が腎臓リハビリテーションの基礎(とくに、運動療法や身体機能評価)を学べる内容、そして臨床応用をするための実践的な内容について執筆した。 |
PermalinkURL | https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-21K11320 |