ヤマグチ ヨウコ   Yamaguchi Yoko
  山口 陽子
   所属   東邦大学  薬学部 薬学科
   職種   助教
研究期間 2015/04/01~2018/03/31
研究課題 種々の神経内分泌腫瘍の統合的な理解に向けたがん抑制遺伝子PHLDA3の機能解析
実施形態 文部科学省科学研究費補助金
研究委託元等の名称 日本学術振興会
研究種目名 若手研究(B)
科研費研究課題番号 15K19537
研究者・共同研究者 山口 陽子,大木 理恵子
概要 PHLDA3はAktの活性化を抑制し、肺と膵臓の神経内分泌腫瘍(NET)のがん抑制遺伝子として機能する。さらにPHLDA3遺伝子欠損マウスでは、膵ランゲルハンス島(膵島)の過形成など内分泌組織の異常が観察される事から、PHLDA3が様々な器官に生じるNETの抑制に重要であると考えられる。そこで本研究では、PHLDA3の消化管NETにおける重要性を調べる目的で、消化管NET検体を収集し、PHLDA3のLOHを調べた。また、膵NETに見られる、PHLDA3遺伝子欠損による膵島のアポトーシス耐性獲得が、膵島移植へ応用可能できることを明らかにした(PLOS ONE, 2017)。
PermalinkURL https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-15K19537/15K19537seika.pdf