アリタ ミチツネ
Arita Michitsune
有田 通恒 所属 東邦大学 医学部 医学科 職種 助教 |
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研究期間 | 2019/04/01~2022/03/31 |
研究課題 | p53変異に着目したEMAST型進行大腸癌の悪性化モデルの構築 |
実施形態 | 文部科学省科学研究費補助金 |
研究種目名 | 基盤研究(C)(一般) |
科研費研究課題番号 | 19K09229 |
キーワード | EMAST、低酸素、p53変異、マイクロサテライト不安定、進行大腸癌、悪性化機構 |
科研費分類 | 消化器外科学 |
研究制度 | 科学研究費補助金 |
代表分担区分 | 研究代表者 |
代表者 | 有田通恒 |
概要 | 転移や再発が問題となる進行大腸癌は極めて多様性の高い癌である。進行大腸癌を克服するには、多様な悪性化機構を解明することが求められている。本研究の目的は、大腸癌特有の悪性化を大腸癌細胞株で実験的に再現し、悪性化を司る遺伝子を特定することである。体の中で起きる大腸癌の悪性化を体の外で再現するには、再現の成否を判別できる指標が欠かせない。本研究では、大腸癌の悪性度とよく相関するゲノム不安定性EMASTに着目する。すなわち、細胞株がEMASTとなる培養条件を悪性化の再現と仮定する。この条件下で働きが変化し悪性化に関わる遺伝子を同定することで、EMAST型の進行大腸癌特有の悪性化機構を明らかにする |