カミヤ コウヘイ
Kamiya Kohei
神谷 昂平 所属 東邦大学 医学部 医学科(大森病院) 職種 講師 |
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研究期間 | 2018/04~2021/03 |
研究課題 | 拡散MRIの白質モデル解析:臨床的撮像時間での実用性と正確性の両立へ |
実施形態 | |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 科学研究費助成事業 基盤研究(C),基盤研究(C) |
科研費研究課題番号 | 18K07729 |
連携研究者 | 神谷 昂平 |
概要 | 先行報告の研究を進め、脳白質の微細構造イメージングを向上させる、現在の臨床用MRI装置と現実的な撮像時間で可能な方法として、1)TEを変化させる と 2)double diffusion encoding (linear encodingとplanar encoding)を用いるの2つが有望であることが分かった。1)について撮像プロトコルを研究者施設のMRI装置に導入した。健常者でのテスト撮影に続いて、多発性硬化症症例での撮影を開始した。現在は症例数を増やしつつ、画像後処理の最適化を行っている。この手法は、軸索内と外とのT2値をそれぞれ定量することを提案している。軸索内/外のT2値の差にはミエリンが関与していると推測されており、また、内/外のT2差を考慮しないモデルでは多発性硬化症で白質のT2値が変化することは従来からよく知られている。この変化が内/外いずれの変化によるものなのか、軸索密度とT2値どちらが先行して変化するのか、症例を蓄積して明らかにしたい。2)についても撮像プロトコルを導入し、 |