東邦大学 教育・研究業績データベース   
   TOPページ   


<<< 前 2013年度 | 2014年度 | 2015年度
 医学部 医学科 臨床検査医学研究室(佐倉)
 Department of Laboratory Medicine (Sakura)

教授:
  武城 英明
■ 概要
臨床検査医学
臨床検査医学研究室(佐倉)は、佐倉病院のそれぞれの診療科に受診された患者さんが担当医師による診療で必要となる血液や尿の生化学検査などを一括して検査する中央部門として、最善の医療を行うための基盤となる教育・研究活動を行っている。学生教育では、検体検査を通じて医学部学生やレジデント医師に最新の臨床検査医学の進歩と倫理的課題、また、検査から見た臨床医学全般を理解する場を提供する。さらに、東邦大学理学部学生に職業として臨床検査技師を目指す志と素養を高める実習経験を提供する場を提供している。卒後教育では、専門家として個々の力をつねに継続して伸ばす努力と、医療人として患者さんの治療をつねに意識して協調性とリーダーシップを併せ持つ人間性を育む教育環境を提供する。研究活動は、日常の業務と密接に関わる研究課題を設定し、指導する上級技師や教育研究者のもとで、我が国の臨床医学の発展にその成果が貢献すべく学会発表や論文発表を行っている。佐倉病院研究開発部門や検査センターの他部門、それぞれの診療科、学内の他の学部研究室さらに国内外の研究施設と共同体制を構築し客観的で評価される研究を心がけている。個々の教室員の目標として学位および専門技術認定を位置づける。大学内外の研究室交流や地域貢献、国の研究班活動に参加することで、医療者、医学研究者として、共同作業や地域医療、政策研究の重要性を学ぶ機会を提供している。
主な研究課題
1)病因細胞を検出する新規の細胞分子・バイオマーカーの開発
2)アルツハイマー病など神経病の臨床検査学的な病態解明
3)悪性リンパ師など血液疾患の治療病態に関わる検査診断の確立
4)難治性血管病へ平滑筋細胞を標的にした新規治療法の基盤研究
5)糖尿病、肥満症の次世代治療を探索する基礎研究

平成27年度の学部外共同研究研究室(各研究課題は業績参照)
東邦大学理学部研究室、千葉大学医学部血液内科、埼玉医大医療センター病理学、順天堂大学循環器内科、ウィーン大学バイオセンター、ケンブリッジ大学代謝センター、オランダエラスムス病院内科、アムステルダムメディカルセンター血管内科、ミュンヘン工科大学病院神経内科、ワシントン大学セントルイス校神経内科
■ Keywords
臨床検査, 臨床検査技師教育, バイオマーカー, 共同研究推進
■ 当該年度の研究費受入状況
1.  科学研究費基金 挑戦的萌芽研究
 研究課題:可溶性レセプターLR11により診断する病的トランジション幼弱細胞の同定  (研究代表者:武城 英明)
 研究補助金:1600000円  (代表)
2.  厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患等克服研究事業
 研究課題:原発性高脂血症に関する調査研究  (研究分担者:武城 英明)
 研究補助金:150000円  (分担)
3.  科学研究費基金 基盤研究(C)
 研究課題:新規の肥満糖尿抵抗性マウスにおける著しい異所性褐色脂肪細胞変容の基礎解明  (研究代表者:姜 美子)
 研究補助金:1000000円  (代表)
4.  国立研究開発法人日本医療研究開発機構 委託研究開発費
 研究課題:日米医学協力計画を基軸にしたアジアの栄養・代謝に関する疫学・介入研究と人材育成  (研究分担者:姜 美子)
 研究補助金:800000円  (分担)
■ 教授・准教授・講師の学会・研究会の役員
1.  武城 英明 :日本動脈硬化学会(評議員・理事), 日本肥満学会(評議員), 臨床栄養学会(評議員), 日本臨床化学会, 日本臨床検査医学会, 日本輸血細胞治療学会, 日本内科学会, 日本循環器学会, 日本糖尿病学会, 肥満治療学会, 内分泌学会, 日米医学協力計画委員
■ 当該年度研究業績数一覧表
研究者名 刊行論文 著書 その他 学会発表 その他
発表
和文英文 和文英文 国内国際
















武城 英明   教授
 2 5  7          4
 9
 
 3
 
 2
 2 0  0 0  0  4
(0)
 0
(0)
 0
(0)
(  ):発表数中の特別講演、招請講演、宿題報告、会長講演、基調講演、受賞講演、教育講演(セミナー、レクチャーを含む)、シンポジウム、パネル(ラウンドテーブル)ディスカッション、ワークショップ、公開講座、講習会
■ 刊行論文
原著
1. 瀬川茉莉, 星 明彦, 成瀬紘也, 黒田正幸, 武城英明, 宇川義一:  Valosin-containing protein(VCP)遺伝子変異を認めた家族性筋萎縮性側索硬化症の1例.  臨床神経学  55 (12) :914 -20 , 2015
2. Vongpromek R, Bujo H, Hoekstra M, Schneider WJ, van der Zee L, Schinkel AF, Korporaal SJ, Dik WA, Ebinuma H, Jiang M, Verhoeven AJ, Sijbrands EJ, Mulder MT.:  LR11/SorLA links triglyceride-rich lipoproteins to risk of developing cardiovascular disease in FH patients.  Atherosclerosis  243 (2) :429 -437 , 2015
3. Ogita M, Miyauchi K, Kasai T, Tsuboi S, Wada H, Naito R, Konishi H, Dohi T, Tamura H, Okazaki S, Yanagisawa N, Shimada K, Suwa S, Jiang M, Bujo H, Daida H:  Prognostic impact of circulating soluble LR11 on long-term clinical outcomes in patients with coronary artery disease.  Atherosclerosis  244 :216 -21 , 2016
4. Watanabe K, Suzuki H, Jiang M, Haniu H, Numano F, Hoshina S, Saitoh A, Uchiyama M, Bujo H.:  Soluble LR11 is a novel biomarker for vascular lesions late after Kawasaki disease.  Atherosclerosis  29 (46) :94 -97 , 2016
5. Adachi N, Kubota Y, Kosaka K, Akita S, Sasahara Y, Kira T, Kuroda M, Mitsukawa N, Bujo H, Satoh K:  Low-dose radiation pretreatment improves survival of human ceiling culture-derived proliferative adipocytes (ccdPAs) under hypoxia via HIF-1 alpha and MMP-2 induction.  Biochemical and biophysical research communications  463 (4) :1176 -83 , 2015
6. Murano T, Yamaguchi T, Tatsuno I, Suzuki M, Noike H, Takanami T, Yoshida T, Suzuki M, Hashimoto R, Maeno T, Terai K, Tokuyama W, Hiruta N, Schneider WJ, Bujo H,:  Subfraction analysis of circulating lipoproteins in a patient with Tangier disease due to a novel ABCA1 mutation.  Clinica chimica acta; international journal of clinical chemistry  15 (452) :167 -72 , 2016
7. Kotani K, Tashiro J, Yamazaki K, Nakamura Y, Miyazaki A, Bujo H, Saito Y, Kanno T, Maekawa M.:  Investigation of MDA-LDL (malondialdehyde-modified low-density lipoprotein) as a prognostic marker for coronary artery disease in patients with type 2 diabetes mellitus.  Clinica chimica acta; international journal of clinical chemistry  450 :145 -150 , 2015
8. Whittle AJ, Jiang M, Peirce V, Relat J, Virtue S, Ebinuma H, Fukamachi I, Yamaguchi T, Takahashi M, Murano T, Tatsuno I, Takeuchi M, Nakaseko C, Jin W, Jin Z, Campbell M, Schneider WJ, Vidal-Puig A, Bujo H.:  Soluble LR11/SorLA represses thermogenesis in adipose tissue and correlates with BMI in humans.  Nature Communications  20 (6) :8951 , 2015
総説及び解説
1. 南雲彩子, 龍野一郎, 武城英明:  脂質異常症.  CURRENT THERAPY  34 (1) :51 -56 , 2016
2. 渡辺怜奈, 山口崇, 龍野一郎, 武城英明:  家族性複合型高脂血症の診断と病態.  Pharma Medica  33 (8) :25 -28 , 2015
3. 武城英明:  高LDLコレステロール血症の食事療法とコレステロール摂取量.  メディカル・ビュー・ポイント  36 (10) :3 -4 , 2015
4. 鈴木理代,野池博文,武城英明:  家族性高コレステロール血症の治療と予後.  メディカル・ビューポイント  36 (5) :3 -4 , 2015
5. 山口崇, 龍野一郎, 武城英明:  ガイドラインに基づく糖質調整とその実際 動脈硬化診療ガイドラインからみた糖質調整.  月刊内分泌・糖尿病・代謝内科  42 (2) :84 -90 , 2016
6. 武城英明:  家族性LCAT欠損症患者を対象とした細胞加工医薬品「LCAT遺伝子導入ヒト前脂肪細胞」の早期実用化委にむけた非臨床試験.  臨床評価  43 (2) :473 -6 , 2016
■ 学会発表
国内学会
1. ◎武城英明, 鈴木康夫: 病的細胞バイオマーカーによる自己免疫疾患細胞病態の解明.  私立大学戦略的研究基盤形成支援事業プラグラム平成27年度事業報告会,  東京,  2016/03
2. ◎武城英明: 地域・職域で出来る動脈硬化予防のための生活指導.  第16回動脈硬化教育フォーラム,  東京,  2016/02
3. ◎山口崇, 村野武義, 武城英明, 龍野一郎: タンジール病における動脈硬化性変化および脂質異常の検討.  内分泌代謝UPDATE,  東京,  2015/11
4. ◎村野武義, 山口崇, 寺井謙介, 蛭田啓之, 武城英明: タンジール病は著しい低HDL血症とともに異常リポ蛋白が出現する.  第62回日本臨床検査医学会学術集会,  岐阜,  2015/11
5. ◎河井貴行, 榊原隆次, 蛭田啓之, 武城英明: アルツハイマー病における髄液中抗酸化能測定の意義に関する検討.  第62回日本臨床検査医学会学術集会,  岐阜,  2015/11
6. ◎寺井謙介, 河井貴行, 村野武義, 姜美子,渡部俊之, 河合知佳, 根間敏郎, 徳山宣, 蛭田啓之, 武城英明, 岸本利彦: 胆道願及び脾臓癌における胆汁中可溶性LR11の診断補助マーカーとしての有用性の検討.  第62回日本臨床検査医学会学術集会,  岐阜,  2015/11
7. ◎河合知佳, 根間敏郎, 村野武義, 武城英明: 髄液検体でのプレセプシン濃度測定の有用性.  第62回日本臨床検査医学会学術集会,  岐阜,  2015/11
8. ◎武城英明: 遺伝性脂質異常症から学ぶコレステロール治療の意義.  第4回山形脂質代謝フォーラム,  山形,  2015/10
9. ◎村野武義, 渡部俊之, 山口崇, 根間敏郎, 武城英明: 精密フラクション脂質解析をもちいた肝疾患に伴うLpXの同定.  第29回日本小児脂質研究会学術集会,  米子市,  2015/10
10. ◎武城英明: 脂質異常症の臨床 国会ガイドラインをどのように活用するか.  第143回県北臨床懇話会,  福島,  2015/10
11. ◎武城英明: 脂肪細胞移植による難治性脂質異常症への遺伝子治療の開発.  第3回細胞治療研究会,  東京,  2015/07
12. ◎山口崇, 村野武義, 武城英明, 龍野一郎: 若年タンジール病症例における動脈硬化性変化の検討.  第47回日本動脈硬化学会総会・学術集会,  仙台,  2015/07
13. ◎太田康, 池宮城慶寛, 佐藤俊哉, 船越達朗, 鈴木光也,: 血中IgG4高値症例におけるIgG4に対する抗原の検討.  第116回日本耳鼻咽喉科学会総会・学術講演会,  東京,  2015/05
国際学会
1. ◎Hideaki Bujo: Anti-atherosclerotic potential of probucol,a cholesterol-lowering antioxidant,in long-term treatment for patients with familial hypercholesterolemia.  The Satellite Symposium of the ISA 2015 in Tokyo,  Tokyo,Japan,  2015/05
2. Takashi Yamaguchi, R.Watanabe, Y.Watanabe, Y.Sato, H.Imamura, N.Ban, H,Kawana, A,Nagumo, M.Ohira, A.Saiki, N,Ishihara, F,Watanabe,H,Bujo,K,Shirai, I.Tatsuno: Nunutrient modification improve lipoprotein lipase and other adipocyte-specific gene expressions in diabetic rats.  Baige and Brown Fat:Basic Biology and Novel Therapeutics,  Utah,USA,  2015/04
3. Hiroshi Mikamo, Meizi Jiang, Nobuyuki Hiruta, Hirofumi Noike, Hideaki Bujo: Differeint sensitivities to body weight reduction of epicardial adipose tissue are possibly caused by enhanced thermogenic and angiogenic properties.  Beige and Brown Fat:Basic Biology and Novel Therapeutics,  Utah,USA,  2015/04
その他
1. ◎山口崇, 村野武義, 武城英明, 龍野一郎: 眼に異常が現れる代謝疾患 ~タンジール病の1例~.  眼と代謝を考える会,  佐倉市,  2016/01
2. ◎山口崇, 村野武義, 武城英明, 龍野一郎: 新規ABAA1遺伝子異常を見出した若年タンジール病の1例.  第6回Narita Inzai Endocrinology Conference,  佐倉市,  2015/05
  :Corresponding Author
  :本学研究者