ウラベ ナオヒサ   Urabe Naohisa
  卜部 尚久
   所属   東邦大学  医学部 医学科(大森病院)
   職種   講師
言語種別 日本語
発表タイトル 肺Non-tuberculousis mycobacteria症の診断におけるブラシ擦過の有用性の検討
会議名 第94回 日本感染症学会総会・学術講演会
学会区分 国内学会
発表形式 ポスター掲示
講演区分 一般
発表者・共同発表者◎卜部尚久1), 坂本晋1), 清水宏繁1), 関谷宗之1), 三好嗣臣1), 仲村泰彦1), 一色琢磨1), 磯部和順1), 高井雄二郎1), 本間栄2), 岸一馬1)
発表年月日 2020/08/19
開催地
(都市, 国名)
東京 日本
概要 【目的】 肺Non-tuberculousis mycobacteria症 (肺NTM症)の診断のための気管支鏡によるブラシ擦過の有用性を検討する。【対象と方法】 2017年12月から2019年12月の間に臨床的に肺NTM症が疑われ、気管支鏡検査を行った69症例 (年齢67.1±10.4歳、男/女=11/58)を対象とした。検査は、病変が最も多く存在する領域に対して、1:生食20mlで洗浄 (Pre検体)し、2:同部位でブラシ擦過を10秒程度行い(ブラシ検体)、最後に生食20mlで再度洗浄した (Post検体)。ブラシ擦過の前後の気管支洗浄液とブラシ擦過検体を別々に培養し、NTMの培養陽性率を比較した。【結果】NTMを検出した症例は39例(56.5%) [ M. avium 27株 / M. intracellulare 7株 / M.abscessus 2株 / M. kanssasi 2株 (1例でM. avium / M. intracellulare 重複検出)] であった。Pre検体培養陽性症例は34例 (49.3%) / ブラシ検体培養陽性症例は28例 (40.6%) / Post検体培養陽性症例は27例 (39.1%) であった。ブラシ検体 / Post検体のみ陽性症例はそれぞれ1例 (1.4%) / 2例 (2.9%) であった。ブラシ擦過を追加することで、止血剤使用を必要とする出血を5例 (7.2%) 認めた。【結論】ブラシによる擦過を追加することで肺NTM症の培養陽性率は4.3% (3例) 上昇した。