キクチ ヨシノリ   Kikuchi Yoshinori
  菊池 由宣
   所属   東邦大学  医学部 医学科
   職種   准教授
論文種別 症例報告
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 バルーン小腸鏡にて診断し得た小腸浮腫性狭窄の1例
掲載誌名 正式名:Progress of Digestive Endoscopy
略  称:Prog Dig Endosc
ISSNコード:13489844/21874999
掲載区分国内
出版社 日本消化器内視鏡学会関東支部会
巻・号・頁 82(1),166-167頁
著者・共著者 土方一範*†, 中野茂†, 五十嵐良典†, 岩崎将†, 新井典岳†, 乾山光子†, 小林俊介†, 山本慶郎†, 小野真史†, 木村隆介†, 藤本愛†, 森田宏†, 平野直樹†, 岡野直樹†, 菊池由宣†, 住野泰清†
発行年月 2013/06
概要 67歳女。狭心症にて経皮的冠動脈形成術施行の際に薬剤溶出性ステントを挿入し、アスピリン、クロピドグレル硫酸塩の内服を始めた。黒色便にて入院した。小腸出血が疑われたが保存的加療にて改善したので退院した。黒色便を認め紹介受診した。腹部超音波検査にて小腸壁の肥厚を認め、小腸出血の疑いにて入院した。腹部超音波検査で認めた小腸壁の肥厚所見の鑑別診断のためにカプセル内視鏡を施行した。活動性の出血は認めなかったが、遠位回腸に発赤とびらんを認め、同部でのカプセルの停滞も確認した。所見の確認のためシングルバルーン小腸鏡を施行し、遠位回腸に炎症によると考えられる全周性の発赤、びらん、潰瘍と浮腫性狭窄を認めた。内視鏡下造影検査では小腸鏡像と一致した個所に狭窄を認めた。プロバイオティクスとレバミピドの投与にて症状再燃なく経過、第15病日に退院した。以後、明らかな再出血は認めていない。
DOI 10.11641/pde.82.1_166
文献番号 2013328313
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